「自分には実力もキャリアも十分のある」と自負している方、転職すれば収入も上がるに違いないと安易に考えていませんか。
どんなに資格を持っていても、どんなに仕事で業績を残しても、きちんとした心構えがなければ転職で収入をアップさせることはできません。
では転職することで収入をアップさせるための心構えとはどのようなものなのでしょうか。
・収入アップが目的の転職は成功しない
今や収入アップを目指して転職する人が非常に多くなっています。
ですから転職の目的に収入アップを掲げる人も多いです。
しかし、だからといって収入アップだけが目的で転職を考えると後悔することも多いです。
実力評価型の給与体系の企業の場合、その給与の算定方法や基準は会社によって大きく異なります。
ですからいくら自分がその仕事に対してのキャリアや実力を持っていても必ずしも転職したから収入が上がるというわけではありません。
収入アップのほかに転職に対しての目的を持っておくといいでしょう。
・何度も転職しない
収入アップを図るために転職を考える人が増えてきた時代です。
転職者を雇用する側も一度や二度であれば転職しても理解してくれるようになりました。
しかし、なんだかんだと理由をつけて、何度も転職をして歩くと、いくら転職に寛大な世の中でも、落ち着いて仕事のできない人だという判断をされてしまいます。
転職は一度か二度で収めておくようにしましょう。
・シュミレーションをする
何の事前調べもなくただ転職しても、転職した会社が年功序列制の給与体系を取っていたり、自分が持っているキャリアが生かせないような転職先では意味がありません。
自分が今勤務している会社でずっと仕事をしていく想定と、自分が考えている職場へ転職して仕事をする想定でシュミレーションを行なってみましょう。
冷静に判断すれば、今いる会社でずっと働いていたほうが収入が多い場合もあります。
せっかくの転職は後悔のない様に行ないたいものです。
